箕面・滝道
阪急箕面駅から箕面大滝まで、箕面川に沿って約2.7kmの滝道が続く観光の中心地。明治の森箕面国定公園(1967年指定、963ha)の一角で、社寺、昆虫館、休憩所、ビジターセンターが点在します。1910年(明治43年)に建てられ旅館として親しまれた「橋本亭」は、外観を復元した建物として滝道のシンボルになっています。
3つの市の、18のエリア
どれも昭和に市になり、周りの村や町と合わさって今の形になりました。
箕面市のもとになったのは、1889年(明治22年)の町村制でできた箕面村・萱野村・止々呂美村の3村です。1948年1月に箕面村が町制を敷いて箕面町となり、同じ年の8月に萱野村・止々呂美村と合併。1956年12月1日に三島郡豊川村を編入して市制を施行しました。いまの市内は、山と滝の北側、新しい駅のある中南部、古い住宅地の西南部と、それぞれに顔が違います。
1908年(明治41年)に町制を敷いた吹田町は、1940年(昭和15年)4月に豊津村・岸部村・千里村と合併して市制を施行しました。戦後の1953年に新田村の一部、1955年に山田村と合併し、今の市域になりました。昭和30年代からは千里ニュータウンの建設が進み、1970年の万博の開催で全国に知られるようになりました。
1889年(明治22年)の町村制で豊中村が生まれ、1936年(昭和11年)に豊中町と麻田・桜井谷・熊野田の3村が合併して市制を施行しました。1947年に南豊島・中豊島・小曽根の3村、1955年に庄内町を編入して今の市域に。阪急宝塚線の沿線を中心に住宅地が広がり、北東部の丘陵には千里ニュータウンができました。
エリアの分け方は、箕面市観光協会の区分にならっています。
阪急箕面駅から箕面大滝まで、箕面川に沿って約2.7kmの滝道が続く観光の中心地。明治の森箕面国定公園(1967年指定、963ha)の一角で、社寺、昆虫館、休憩所、ビジターセンターが点在します。1910年(明治43年)に建てられ旅館として親しまれた「橋本亭」は、外観を復元した建物として滝道のシンボルになっています。
市の北部、山を越えた先にある集落。長く市の南部とは山で隔てられていましたが、2007年に箕面グリーンロードが開通し、同じ年の10月1日には「水と緑の健康都市(箕面森町)」がまちびらきしました。実生ゆず・山椒・びわの産地で、キャンプ場のある「止々呂美ふるさと自然館」もこのエリアです。
市の東部。山あいに勝運の寺・勝尾寺があり、西国街道沿いには勝尾寺の表参道の起点となる石造りの大鳥居が立ちます。大鳥居の脇には「36町石」があり、ここから勝尾寺まで約4kmであることがわかります。三天を祀る帝釈寺もこのエリアです。
2024年に北大阪急行の終点・箕面萱野駅が開業した、市の新しい玄関口。駅に直結するみのおキューズモールのそばには、旧西国街道、萱野三平記念館 涓泉亭、箕面最古の道標など歴史の跡も残ります。教学寺の境内には、カルピスの創始者・三島海雲の記念碑があります。
大阪市の船場から繊維問屋が集団で移転し、1970年に街開きしたまち。2021年に大阪大学箕面キャンパスと市の複合公共施設(文化芸能劇場・船場図書館など)が開館し、2024年には北急の新駅も開業しました。お盆の頃には千里川沿いを提灯やたいまつの行列が下る「まんどろ火祭り」が行われます。
阪急箕面線の桜井駅・牧落駅を中心とする市の西南部。1911年ごろから電鉄会社による住宅地開発が進んだ、市内で古くから開けたエリアです。市役所があり、創設50年余りの阪急桜井市場、箕面川沿いの箕面西公園、箕面ビールの醸造所もここにあります。
万博記念公園、国立民族学博物館、エキスポシティ、パナソニック スタジアム 吹田が集まる、観光の中心。大阪モノレールの万博記念公園駅・公園東口駅が最寄りです。
南千里・山田・北千里などを中心とした、緑の多い住宅地。阪急千里線とモノレールが通ります。市の資料では、日本の大規模団地のさきがけとして整備された地域と紹介されています。
地下鉄御堂筋線(北大阪急行)の江坂駅を中心に、ホテルやオフィスが集まる大阪の副都心。1970年の万博をきっかけに都心と直結され、企業の集積が進みました。
JR京都線と阪急千里線が通る、古くからの市の中心。アサヒビール吹田工場や、毎年夏に開かれるさんくす夏まつり・吹田だんじり祭りがあります。豊津には垂水神社があります。
JR岸辺駅前の旧・吹田操車場の跡地に、国立循環器病研究センターと市立吹田市民病院が移転し、市は「健康・医療のまちづくり」を進めています。吹田市立博物館や古墳、国史跡の瓦窯跡が残る公園もあります。
阪急宝塚線の豊中駅・岡町駅を中心とした、古くからの街。原田神社を中心に栄え、岡町商店街や桜塚古墳群など、街道筋の歴史が残ります。
阪急曽根駅の近くに、豊中まつりの会場になる豊島公園があります。秋の豊中まつりには、毎年多くの人が訪れます。
阪急服部天神駅の近くに、足の神様の服部天神宮。神崎川沿いの庄内には中小規模の工場が多く、大阪音楽大学もあります。
地下鉄御堂筋線(北大阪急行)と大阪モノレールが交わる、千里ニュータウンの中心駅。大型の商業施設や公園が駅のまわりに広がります。2026年3月に閉館した千里阪急ホテルは、この駅のそばにありました。
兵庫県伊丹市との境にある大阪国際空港のまち。モノレールと阪急宝塚線が乗り換えられる蛍池駅があり、展望デッキや千里川土手など、飛行機を楽しむスポットが集まります。
千里丘陵の西端にある待兼山には大阪大学の豊中キャンパスがあり、総合学術博物館などがあります。学生の街としての顔も持つエリアです。
豊中市と吹田市にまたがる約126haの府営緑地。日本民家集落博物館や都市緑化植物園、乗馬センターがあります。